随分前のクライアントさんの話しです。
 
その男性は、当時付き合っていた彼女と遠距離恋愛で、
寂しさから、別の女性と付き合っていたことが
その彼女にばれて
自殺されてしまった
その時の心の傷跡に向き合うことが出来ず
自殺の理由は自分ではないとしたまま、
自分を責めていることすら直面できずに、
10数年を過ごしていた
 
その後交際した女性に
全くおなじようなこと(浮気)を繰り返し続け
女性に復讐を続けてしまう
 
ある日とても愛する女性に出逢い
その女性にも
また
おなじようなこと(浮気)をしてしまい
その女性から逃げ出してしまう
 
その女性に向き合うことが出来ず
体調不良へと繋がっていた
 
本人はそれに無自覚で
体調不良の改善のために
セッションを申し込んでいた
 
 
実際のところ、
よく話しを聞いてみると
交際した女性は、
浮気をしてしまった彼の事を心底許していた
むしろ、愛をもって包んでいたような発言をされているのだが
 
彼にとっては
それが脅威だった
 
なぜなら、
彼には
ひとたび直面してしまったら
たまらない罪悪感があるのに
それを許されると言われた途端に
 
初めて
長年隠し続けていた罪悪感に直面しなければならなくなったからだ
 
彼には彼女の愛が脅威で
責められているとしか観じることができなかった
 
彼女の愛が
彼の中にある罪悪感をむき出しにし
不安と焦りから
女性への敵意へと変換されてしまった
 
 
人は
自分を守らなければ生きていけない
浮気とか、嘘とか、人を騙すということは、
生きようと懸命な行為とも言える
良心の不在とイコールには出来ない
 
 
その愛のある女性を悪者にしてでも、
自尊心を、プライドを信頼を守りたかった、弱さでしかなくて、
悪魔なわけではない。
 
その男性のただの弱さ。
 
 
恐怖に溺れてて、必死。
 
すべての命は、生きようとしている。
 
 
良心というのはただのマインドで個々の価値観だから、
彼からしたら、彼女が悪魔のように見えたかもしれない。
 
この女性からしたら、その男性の痛みすら癒そうとしたのだろうが、
癒やされてほしい人だと見なすこと自体に、女性の中に善悪や二元性がある
 
 
男性は、自分を守りたくて、 嘘をついたり、逃げたり、 責められたくない、怖い! ってのがさらに進むと、
むしろ、自分が正しい!って場所にいくことになり、すべてを許そうと主張する女性と罪悪感に怯える男性の意識の間に溝が生じる。
 
 
女性側の不安→安心へのシフトを
愛するという動詞として
してあげようとしたから、
 
それは、 不安なあなたは良くないから、安心した意識へと変わらないとだめよ
 
という、メッセージになって、 相手は、否定されたように感じることにつながった
 
 
だから、 罪悪感に直面しそうで、
怖くてたまらない人へのアクションは、
自分が悪者だって想うなんて、怖いよね!!!!
そこに向き合うってとんでもなく怖いよね!
自分を人殺しだって想ってしまった過去に向き合うって
とんでもなく怖い!!
という怖いを徹底的にやりきる先にしか癒しが起きない
 
ここで、 癒したい人に、癒したいという想い=不安はだめ!っていう意識があると、これができない。
 
 
不安とか焦りとかって、 肉体持ってる限り、ずっとあるだろうから、
 
愛と同じだけ大切にすることなのかもしれない。
 
その人の罪悪感や不安をそのままにしてあげること
 
そしたら、不安な人を、不安なまま、抱きしめられる
 
✨✨✨✨🌈✨✨✨✨
 
 
愛を抱きしめるのは簡単。
 
 
嫉妬を、不安を、憎悪を、冷酷さを抱きしめるのは、難しい。
 
 
それができないと、 レプティリアンのお話を作っちゃう。
 
 
自分の中のネガティブネスを投影する対象が必要になり、そういう、存在を作り出してしまう。
 
 
だから、統合ってのは、 ただ、そこにあるものに、イエスということでさ、 何かネガティブなものを消すことでも、愛で打ち消すことでもないんだと思う。
 
 
統合という言葉が、とても、動的な、物理的なイメージを持っているけど、 そうではなく、 あるものを、あるとすること。
 
そんな、ことなのかもしれない。
 
 
罪悪感や冷酷さを抱きしめるのは、相手へではなく、自分の中にある罪悪感や冷酷さへの批判を抱きしめること…なんだね。この世界にはとんでもない非礼なことをするなと想う人がいるけれど、その人をそのままに出来るようになるには、自分の中にあるその人を悪者にしてしまうジャッジを超えて、すべての存在が自分の一部として、ただそのままに抱きしめてあげることなんだなと!
セッションをしていると色々な人に会いますが、どうかどうか、安らかであれ、平和であれと願ってやみません♡
 
 
 
【参考文献】
須藤峻 心のことを学ぶほどくるしくなってしまったあなたへ kinddle版
 
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