男女の統合

死から離れた今

 

いろいろやる気がしなくてネットサーフィンしてると

だいたい導かれる系

のことが起きる

 

昨日初めて飼ったハムスターが死んだ

 

天使のように優しい表情をした子で

 

ハムスターなのにすごく頭がよかった

 

あれほどまでに美しい満月の日に眠るように亡くなるなんて、

 

ほんとうに天使であったに違いない。

 

 

養老孟司は尊敬する人の1人であるが

彼にもOSHOの思想が漂う感がある

 

養老孟司の言葉で好きなのは

 

「自然の産物以外は人間の思考である」ということ

 

自然は人間の脳や能力では到底及ぶことのできない構造があり、私たちはその中に生かされている。

どのような素晴らしい人工物も、有機物の神秘には及ばないという謙虚な姿勢だ。

 

私達は

死から離れた。

死や

汚物

そういった汚いものに蓋をしたことで

我々は

強烈にこの「汚いもの」(と、マインドで決めてしまったこと)に悩まされることになる。

 

 

ハムスターが死んで

 

子供たちがひとしきり泣いたあとに

 

生き返らせようとしたり

 

また別のハムスターを飼おうとしたりした。

 

「命が買える」という価値観を絶対に創り出してはならないと想っているので、二度とハムスターは飼わないと伝えた。

 

それでも、ハムスターを飼ったとしても、それは、おなじハムスターではないと理解することが出来なかった5歳と

 

理解して飼おうとしない7歳を見たとき

 

先日の末期がんを宣告されたクライアントさんのことを思い出したのだった。

 

彼女は

 

セッションをすれば

◎○をすれば

お金を払えば、

命も誰かがなんとかしてくれる

という姿勢があった。

 

自分で自分の人生をコントロールすることを放棄した人は多い。それは幼少期からの親や学校による強いコントロールがひとつの要因であろうけれど、いい人であればあるほどに、そのコントロールを破るのは困難さがある。相手を殺さなければならないからだ。

 

病院に来るほとんどの人が

 

「なんとかしてくれる」

 

「お金を払えばなんとかしてくれる」

 

というスタンスでやってくる。

 

これは、生と死が日常から離れてしまったからなのではないかと観じた。

 

 

とかね。

 

 

命を飼う(ハムスターを購入する値段)よりも

 

命を葬儀する(小動物の葬儀があってお願いしてみた)値段の方が3倍も高かったことがあって

 

これほどまでに

 

人は死を避けているんだと感じた。

 

 

近くには、動物の殺処分所があり、毎日のように猫や犬が捨てられているという・・・

 

 

こうしてハムスターであっても、葬儀までしてもらえる命と

 

◎十万もするような猫や犬が、殺処分所の前で捨てられていく

 

どの命も

 

おなじ命なんだなと

 

想いながら青い空を眺めて

 

色即是空

 

この世に意味はなく

 

意味をつけているのは人間のマインドでしかないのだと想いながらも

 

なんともいえない気持ちになった。

 

どうしてその差は産まれてしまうのか…。

 

キラキラしたもの

 

ワクワクするもの

 

歓びのものばかりを

 

賞賛し

 

ネガティブなものを排除したとき

 

二元が強まり

 

この世の均衡が崩れていったのだろう

 

 

ほんとうに大切なのは

 

目に入るすべてから光を見いだすことであるのに・・・

 

良い気分になるために

 

悪い気分になることを排除するのは「真」ではない

 

なぜならば

 

不必要であるものなどない

 

この世界はほんとうに愛だけなのだということに気付くために必要なのは

 

ワクワクすることだけに目を向けることではなく

 

どんな場面からも光を見いだせる人間の才能にある

 

愛という才能にある

 

それがほんとうに非二元的な人であり

 

二元から一元に到達した意識の人のことである

 

 

だけど多くのスピリチュアル迷子が

 

闇を排除しようとするために

 

苦しみが終わらなくなるのだ

 

 

苦しみを終わらせようとすることを

 

やめることにしか

 

道はないというのに

 

 

だからこそ、極限まで追いつめられた人間は

 

人が創造もしない作品を創ったりする

 

 

 

それは闇が必要だということを言っているのではなく

 

その闇が終わるためには

 

闇を否定しないこと

 

闇と光という内なる叡智によって導かれることを知ることだ

 

 

 

導きというのは

 

他者ではなく

 

自らの人生にあるということ

 

 

 

 

 

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