苦しみからの解放

宗教者が安易に発言する「あなたの人生の不幸はカルマが原因です」と宣言する罪について

まず、「あなたの人生の不幸はカルマが原因です」と発言する時点で、この方はまだ宇宙の真理をご存知ないのだなぁと思います。その人が不十分だと言っているのではありません。ただ、その言葉を受け取って、「私は何か悪いカルマを持っているのではないか」と思い悩むクライアントさんをたくさん見てきたから、伝えています。

どうか宗教者であるのなら、相手の心に愛の種以外は植えないように言葉に気をつけていただきたいと切に願います。

罪の意識を植えてしまったあなたにまた罪が重なるのです。だから、言葉は愛を持って、花束をプレゼントするように経典の言葉を伝えていきましょう。

もし、カルマについての説明を上記のような言い回しで受けた方がいたら、その師匠がどんなにヨガの聖典を読んでいたとしても、その人が歳をとっていて、風格があって、袈裟を着ていたとしても、この言葉を鵜呑みにしてはいけません。

その理由は、

魂が、大きな愛の宇宙の意識に到達していれば、「全ての出来事が愛と許しのために起きている」という視点にあり、出来事の不幸さやその原因がその人の罪であるというような認識を一切持てないからです。

どういうことか丁寧に説明していきますね。

例えば、MBIのセッションは、このカルマの謎解きをすることが多いのですが、こんな症例があります。

(症例1)祖父が若い時代に恋愛した相手が自殺する。(この時のカルマのテーマは所有の愛を超える)その子供である母親が離婚をし、パートナーシップで不幸を体験する。その子供が同じようにパートナーシップで不幸を体験し、所有の愛を超える。

こんな感じで、血縁で同じテーマを引き受けながら、一つのカルマを昇華していくというパターンはあります。ですから、カルマというのはあるのかもしれませんね。それは私も認めます。

さらに、宗教者は、このような「血縁」ではなくても「前世」から何かのカルマを引き継いで不幸なことが起きているというような言い方をする者もいます。そのような言葉を鵜呑みにしないように。たとえ相手が、ものすごい伝統的なアシュラムで学んでいる修行者であって、不思議な力が使えて、すごい達人的な人であっても、です。

愛が全ての指針です。

(症例2)伯母が突然不慮の事故で亡くなる。(魂は死に際に「この命では突然恐ろしいことが起こる」と魂に刻まれる)その後、転生し、生まれてからずっと「この命では突然恐ろしいことが起こる」という潜在意識の思い込みから、幸せになることができずにいた。セッションで、「この命に起こる全てが愛であり、神からの完璧な采配なのだ」と心から納得し、過去世の体験が昇華される

このように血縁ではなくて、魂の転生により、そのカルマが引き継いでいることがありますが、

どちらにしても、あなたが悪かったからカルマがあり不幸を体験したのだということではない。ということです。

あなたがこの宇宙の愛を拡大したいから「カルマ」とか呼ばれる「種」があります。あなたにはその泥を蓮の花にかえる大きな愛があるから、選ばれているのです。

それはあなたが劣っているのではなく、あなたの魂はそれを愛に変えられる美しい魂ということです。

カルマというのは蓮の花のように泥から美しい花を咲かせるように、愛という花を咲かせるためにあるものであり、罰ではありません。

あなたの身に起こる全てがギフトです。あなたがより高く高次元の愛に到達するための愛の魔法です。

全てが愛

 

なぜ、MBIではここまでカルマを探れるのでしょうか?

こちらの動画をご覧になれば、どういうメカニズムなのかはご理解いただけると思います↓↓↓↓


MBIの手法を説明するのは長くなるので、ご興味がある方はMBIオンラインプログラムをご受講ください。

https://www.cloverpub.jp/senooprg/

この動画の博士がおっしゃっているように、全てが私たちの中にあるんです✨

わたしはあなたであり
あなたはわたしである
わたしは神でもあります

MBIの生徒さんがとても活躍してくださっていますが、この方はそれを人生を通して深く理解されてから受講されたので、受講して卒業もしていませんが、どんどんと結果を出せるようになっています✨7月のセッションは満席✨



http://ameblo.jp/sessh-hiji

MBIの技術がより多くの人に届き、ワンネスの意識に至る人が増えてほししいと願っています✨

監督のおっしゃっていた言葉に心から共感いたします

「例えば、タイタニックの良い席に座るようなものです。船そのものは沈没する運命にあるのに、自分だけが良い席に座ろうとしても、沈没という結果が待っています。他人をよくしようとすることは、自分のためなのです。」


世界ぜんたいが幸福にならないうちは
個人の幸福はあり得ない
宮澤賢治

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